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  • kks1961

キタの北ナガヤ(中津の長屋)

もう4月ですね〜

先週はさくら🌸が満開で事務所から近い中之島の桜並木も綺麗に咲いていました^^

今年はバタバタで花見が出来なかったので、来年はリベンジしたいと思います(笑)

今日は中津の長屋改め、キタの北ナガヤ(正式名称)の現場定例に行ってきました。

工事も終盤になり、形になってきました。

ではでは少しご紹介します。

これはメゾネット民泊の吹き抜けに架かる格子のブリッジです。

細い木の格子を1/2の開口率で床にしています。

こうする事で、天窓からの光をブリッジで遮る事なく、1階のリビングスペースまで

取り込む事ができます。

外部の木製建具枠も付きました。

この外壁は焼杉板仕上になります。

こちらはスタンドの店頭建具です。

2枚引き込みの木製ドアが入ります。

西側の2階の外壁は、既存の壁は左官補修、新規の壁はガルバリウム鋼板小波板(素地)として、

ランダムに組み合わされ、パッチワークの様になっていて、面白い雰囲気になりました。

ちなみに、1階が焼杉板張です。

これは、既存建物を解体した時に保管しておいたバラ板を再利用して、下見板張にしています。

先ほど紹介した、メゾネット民泊の入り口部分です。

この風合いがこの長屋によくマッチしていて、すごくいいです。

貸しテナントの下屋に設けた、ガラス瓦から光が差し込んでいます。

4枚分のガラス瓦ですが、空間のアクセントになってて、とても可愛らしいです。

今回の改修工事は、8棟の長屋をフルリノベーションしている事、そして長屋からギャラリー、貸し店舗、事務所、スタンド、

民泊などの多種多用な用途に変更している事、多用途に変更する事で基準法上の区画工事や消防設備工事などを

行っている事、限界耐力計算と許容応力度計算を使用した構造設計を行い、補強工事を行っている事。

既存の古い部分を取り除く事なく大々的に残し、新旧を明確に分けている事。そして、街に開放されたパブリックスペースを

設けている事。

など、全国的にも見てもおそらく他にこんな事例はないと思います。

既存建物の、利用の可能性をこのナガヤで改めて感じています。

企画・運営のBatonshipの小野さんとの協力体制でやってきたこのプロジェクトももう直ぐ完成に近づいています。

一旦建物としてはこれで完成ですが、これからいろいろなテナントが入って、建物の表情も変わっていくと思います。

予算が足りずに、やむなく諦めた造園工事もいつかはやりたい。そもそも建物の周りを緑でモリモリにしようと

いうのも、当初のコンセプトの一つだったので。

という事で、「キタの北ナガヤ」は完成した後も、成長をつづけていくのです。

建物が完成したら、試泊もできる見学会を企画中です。

またブログで案内しますので、興味のある方は是非お越しください。

アリアナ建築設計事務所 代表 三野 貞佳

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